2015年4月10日金曜日

和歌山 桃源郷まで。

2015年4月9日(木曜日)

和歌山県紀の川市桃山町にある桃源郷。
見渡す限りのピンク色の花は桃の花。
奈良県の自宅から約60km。
3時間半かけてやってきたのでした~。


予定走行コースは、こんな感じ。
まずは、奈良県の五条市を目指します。


五条に到着です。
五条市内の古い町並み(新町通)です。

餅商一ツ橋。
大正時代から変わらぬ味を守り続けている餅屋さんだそうです。

左から、揚げ饅頭、きな粉餅、焼き餅、(たぶん)白餅。
揚げ饅頭は、持つとべたべたする。きな粉餅は、手にきな粉が付く。
焼き餅は、途中で食べやすいし、美味しそう!!
「焼き餅、3つくださ~い。」
出てきたのは、お婆さん。
「今日は、自転車は寒いでしょう?私は、もう自転車には乗れないけどね。ははっ~。」
と、元気なお婆さん。(その元気なら、自転車乗れます。)
お値段3つで300円。
税込というか、消費税をお客から取って無い感じです。



和歌山県に入ります。
先週なら、きっと桜満開でステキな道だったはず。
でも、まぁ、しゃ~ない。
今日は、桃の花を楽しみます。

かつらぎ町でも桃の生産が盛ん。
道沿いにも、桃の花が咲いています。
残念なのは、やや散りかけ。
ん~。桃源郷は、いかに?


土手沿いを走ります。
このブルーのライン。
紀ノ川サイクリングロードのシルシです。

土手から桃の花が綺麗だったのでパチリ。
「ケーン」と鳴く声。あれ?キジ?
「キジも鳴かずは撃たれまいに・・。」
のあのキジです。

今の使っているカメラ(CANON Power Shot HS)は、30倍ズームが利く。
アップで撮るとこんな感じ。
キジって、アップで撮ると気持ち悪い顔をしているのね・・。
すぐに近くにいた雌(メス)と一緒に走り去りましたが、雌は地味な色なので、初めは気づきませんでした。
雄は、目立つ上に大きな声で鳴きよる・・・。
天敵に居場所を教えているようなもの。悲しいキジのサガです。



目的地に到着で~す。
左側は桃源郷でピンク色。
右側は紀ノ川の河川敷は菜の花で黄色。
ん~。どっちも綺麗。

左側のアップ。
残念ながら、桃の花は散りかけ。
おまけに、摘果(実になる花だけ残して不要な花は摘み取る作業)をしているので、作業が終わると寂しい状態になります。
吉野山の桜と違って、桃の花で観光しているわけでなく、桃の栽培が主目的なので仕方がないのです。
残念ですが、桃の花が咲いているだけ満足。


で、五条で買った焼き餅を「いっただきま~す。」
美味しい!!こしあんが優しい甘さ。
お餅も、程よい弾力。
これ、美味しい!!
買った3つ、ペロリです。
ボクの場合、はっきり言って、完全に、「花より団子。」派です。
花見をしながらの焼き餅。最高!!


帰り道。と言っても桃源郷のすぐ近くですが、ミカン屋さんを見っけ。
ミカン農家が、やっているミカン屋さんです。


無人販売所ですが、たまたまご主人がいてたので、
「『はるみ』って甘いんですか?」と質問。
「食べてみる?」と奥から1個をもって来てくれました。
半分か4分の1にするのかと思いきや、「そのまま、どうぞ。」とのこと。
食べると、甘くて美味しい!!
残すのは、もったいないので、全部いただきました。
1個食べると、お腹いっぱい。
袋の中に、4個のはるみ。プラス試食1個の計5個を300円で戴きました~。
つねづね、ミカン農家の広い心に感銘しております。
栽培地の周りも塀なんて作らないですもんね。
開けっぴろげで、「1個ぐらいもってけ。」状態で栽培してます。
試食に丸々1個を、でーんと出すご主人の心の広さに感激です。

後は、来た道を帰ります。
時刻は、12時半。
ゆっくり帰っても、暗くなる前に家に帰れそう。
はるみを、食べたのでお昼ご飯は無しでも良いかも?
(そりゃ、無理か?)

トイレ休憩で立ち寄った九度山町の道の駅。
何やら、真田幸村で盛り上がっています。


桃源郷から1時間以上自転車を漕ぎ続けて、お腹もすいてきた。
道の駅にあるベーカリーカフェ パーシモンでお昼ご飯です。
パスタを付けたランチメニューがあるのです。税込850円也。


お店は、入ってすぐがパンコーナー。
焼きたての美味しそうなパンが並びます。

椅子のクッションが素敵でしょ?
真田幸村の六文銭です。

で、正面がカウンター。
パンを買った人、ランチを頼む人。
みんな、カウンターでお金を払います。

一番奥が、厨房室。
ここで、パンを焼いたり、ランチの料理をしてくれます。


サラダバーが付きます。
ポテトサラダが見るからに美味しそう。
た~ぷり、いただきます。
取に行くのに便利なように、サラダバーに一番近い席に座りました。

1回目の、ピッキング。
野菜もシャキシャキ新鮮で美味しい。
ポテトサラダは、期待を裏切らず満足です。

サラダを、食べていると思いのほか早くパスタと、飲み物(カルピスソーダを頼んだの)が来ました。
パスタは、5種類の中から選べて、ボクはボロネーゼをオーダー。
ミートスパゲッティです。見たまんまです。
やっぱり、自転車走行中。お腹は空いております。
ペロッと食べちゃいました。
サラダのお代わりも行って、ボク、満足で~す。
ここは、パンだけ買って帰る人(テイクアウト)や、パンと飲物を選んで席で食べる人も多くおられました。
人気の店みたいですよ。

お腹はいっぱい。休憩も十分できた。
後は、帰るだけ・・・。
っと、その前に高野山に行く交差点がある手前に、真田庵があるので、ちょっくら寄り道です。
狭い路地を入って行くと、真田庵を見っけ。
読みにくいですが、看板には「真田庵」と書いてある(はず。)


入って左手には、
お墓が・・。

中を覗くとこんな感じ。
手前に、真田昌幸公の墓石、奥に真田幸村公の墓石が安置してあります。
「あん。」と、手を合わせました。

真田まつりのポスターが貼ってあったのでパチリ。
来月のゴールデンウイークにあるそうよ。5日は武者行列があるらしい。
真田ファンの皆さん。ぜひ、九度山町まで来てね~。


帰宅は、4時半。
さっそく、桃源郷で買ったはるみをいただきま~す。
甘くて美味しい!!
ミカンの袋の皮が薄いので、剥かずにそのまま食べることができます。
買ってきて良かった~。
今回の和歌山桃源郷へのサイクリングは、美味しい物との出会いがイッパイ。
食いしんぼうのボクには、ラッキーでした~。



2015年4月5日日曜日

徳島ラーメンと讃岐うどんの旅。

2015年3月20日(金曜日)

家内が以前から「大塚国際美術館に、連れてけ~。」
と、うるさい。
ボンカレーや、ポカリスエットの大塚グループが建てた美術館。
以前、家内の友人が行って感動したとか。

プレッシャーに耐えかねて、徳島へ向かうことに・・・。
徳島から、家内の実家のある岡山へ行く予定。
明日はお彼岸。お墓参りなのです。


奈良の自宅を出て約3時間。大塚国際美術館の駐車場に到着です。
家内は、ここからシャトルバスに乗って美術館に行きます。
美術に全く興味のないボクは、ここから自転車で徳島市内を目指します。

途中、大塚国際美術館の前を通るので、パチリ。
威厳に満ちたこのつくり。
山の上に見える建物が、1階と2階部分。
従いまして、入り口は地下5階になるそうです。
展示物は、タイルに絵を印刷したもの。
「な~んや、偽物か?」
と言うなかれ。
そりゃ~、そりゃ~。立派な絵(タイル画)だそうよ。
でも、ボクは見ていないのでよく分かりません。

徳島市内までは、約22km。
ボクの足で、1時間半くらいの距離です。


約1時間半自転車を漕ぎ続けて、徳島市街地の入り口、吉野川に到着。


徳島城跡に到着です。
結構、しぶ~い石垣。良いじゃないの?
城内に入れますが、公園になっていて・・・。
市民の憩いの場になっています。

時刻は、12時前。ちょうど昼ご飯に良い時間。
お昼ご飯は、中華そば いのたに。
昨年末の徳島自転車旅行の際には、夕方到着の為閉店していて食べていません。
でも、今日は食うぞ~!!

注文したのは、肉中盛り600円、ライス150円、玉子50円の計800円。
本日で、ここで食べるのは3回目。
1回目は約9年前。
生卵を入れずに食べたので・・。
「な~んか、すき焼き風のダシが濃すぎません?」
という印象。
2回目は約8年前。友達と3人で高知城へ旅行の途中。
ラーメンを注文して待っていると、安倍晋三首相が大勢のSPと、テレビカメラ、後援会の人を連れて店に入って来てラーメンをご注文。
(参議院選挙の応援に徳島に来ていたのです。)
「え~!!」って感じ。
眼つきの鋭いSPがボクの席の後ろに立ったまま、ラーメンをすする羽目に。
ラーメンが、ノドを通りません。
友達は、「安倍首相に握手してもらった!!」と喜んでおりましたが、 3人とも、ラーメンの味は全く記憶に残らずじまい。
だから、今回3回目にして初めて、ゆっくりと本格徳島ラーメンをいただくわけです。
「美味しい!!」生卵を入れてちょうど良い味の濃さ。
お肉は、チャーシューでなくすき焼き風牛肉。
これを、ご飯の上に乗せて食べると、ご飯が進みます。

徳島から、自転車を漕ぐこと1時間半で再度、鳴門大橋に到着です。
家内との待ち合わせ時間にまだ1時間あるので、渦の道を散策します。
鳴門大橋の下を歩いて、渦が真下に見える仕組みです。

渦の道の建物入り口。
この上は高速道路。
ここから先、鳴門大橋の、道路の下なのです。
入場料、大人一人510円です。



入り口から歩くこと450m。ここが、渦の道の最終地点の展望室。

廊下ののぞき窓から下を覗くと、こんな感じ。
渦があるような?ないような?
でも、白波が立ってますので急流には間違いなし。
十分、満足です。


この日の、大渦ができる時間は12時10分。
(日によって大渦の時間が変わります。)
で、今、3時なので。渦がほとんど無い状態。
で、展示されていた写真をパチリ。
こんな、渦ができるらし~ですよ。

家内と無事3時半に合流。
ボクとしては、ここから地道をゆっくり高松まで走り、うどんを食べて岡山まで行きたい。
しか~し、家内は実家に夜の7時に着くと約束しちゃってた。
そのために、うどんを諦めて高松自動車道、瀬戸大橋で岡山を目指します。


高松自動車道のパーキングエリア 津田の松原。
そこに、本格的なうどん屋さんがあったので、いっただきま~す。
セルフ式で、自分で麺をざるに入れて温めて、最後にお汁を好きなだけいれます。
これぞ、讃岐うどん方式。

コシがあって、美味しいうどん。かけうどんで250円。
ボクはこれで十分満足。
讃岐うどん、最高!!
お汁の好きな家内にお汁を飲まれたので、お汁の継ぎ足しをしちゃいました。


徳島ラーメンは食べたし、讃岐うどんも食べた。
鳴門の綺麗な海にも感動。
満足の徳島旅行でした~。