2013年7月27日土曜日

稚内から女満別まで

2013年7月18日(木曜日)

稚内にやってきました~!!
(稚内空港です。 気温は20℃、半そででは、しゃむい。)
あっつい奈良県を飛び出して、最北の街、稚内にPM3時10分に到着。
4年ぶり~。
前回は、ゴールデン・ウィーク。 寒かった~!!
ならば、「夏に走ればちょうど、ええのでは・・・。」と、再度やって来た次第です。

JR稚内駅。(稚内空港から走ってきました)
稚内空港からは、約14km。
ゆっくり走って40分程で到着です。
今夜のホテルは、じゃらん一番人気のドーミーイン稚内。
ちょっとお高かったのですが、無理して泊まります。
この駅の近くなのです。



まずは、チェックイン。
お部屋間は、客室最上階の9階。眺めは良いし、大浴場が10階なので近くて便利。
さらに、お部屋にマッサージ・チェァーが備え付けてあります。
(これ良い。 タダならばと、何回も何回も揉んでいただきました。)



稚内市内の大手スーパー「西條」で夜ご飯を購入。
「稚内や、利尻ではウニがいっぱい取れるので、きっと安いはず。」
と思って探しましたが、5cm✕3cmの薄い木の箱に綺麗に並べられたウニが1300円もする。
「きゃ~。 たか!!」 稚内と言えど、ウニは高級品なのです。
そこで、割引になったお安い食べ物を探すことに・・・。
定価298円の「野菜たっぷりマカロニ・サラダ」(半額セール品)と、
定価580円のお寿司(100円引き)です。
お寿司は、作って時間が経ったので割引になっていますが、ボクが奈良県のスーパーで買うお寿司よりはるかに新鮮。
さすがは、稚内。
マカロニ・サラダは、左に寄っていますが、自転車で買って持って帰るとどうしても、こうなっちゃう。
お味は、半額なのに野菜はサクサクとってもフレッシュ。
マカロニとマッチしてとっても美味しい。 
お寿司と、マカロニ・サラダでお腹いっぱいになります。

飲み物は、トリスのハイボール・ロング缶。
以前、友人3人で京都の天王山に登った帰りに、なにげなく寄ったサントリー山崎蒸留所でウイスキーに完全に、はまってしまった。
工場案内してくれた講師の森さんが、とっても美人。
試飲の時も、笑顔でウイスキーの味の違いを説明してくれます。
味の違いは分からないけれど、美人と一緒に飲んでいるような錯覚が・・・。
動機は不純ですが、しょせん、ボクの「キッカケ」は、こんなもんです。

本日の走行距離は、35kmでした。


2013年7月19日(金曜日)

ドーミーイン稚内の売りの一つは朝食。
朝の5時半から食べることができます。(朝の早い人には助かります。)
ボクは、お風呂に入って、お腹を空かせて6時頃に食堂に行きました。
バイキングの場合、とにかく食べたい物を取って、まず、食べてから再度取りに行くのが、ボク流の取り方。
1回目に取った料理がこれ。
イクラ丼が食べたかったので、まずは、ご飯にイクラをどっばっとかけて、いっただっきま~す。
昨日の「西條」で、イクラの単価がお高いのを確認しております。
他に、エビとむきカニを取って、単価の高い食材からいただきました。
ホテル代の元を取らなければ・・・。

朝7時半にホテルを出発。
宗谷岬を目指します。
このまま向うに見える陸地の海沿いを走って行きます。

9時10分最北の地 宗谷岬に到着。
自転車だけ入れて写真を撮ろうと思っていると、親切な人がいて
「写真、撮りましょうか?」と言ってくれました。
自転車旅行中は、ほとんど自分の写真は撮らない。 でも、ほれ、ここは最北の地。
記念にと、その人の親切に甘えて写真を撮ってもらいました。

2年前に、本土いっちゃん南の佐多岬。 そして今回宗谷岬を抑えたので、日本の本土の南と北の端を自転車で行ったことになります。
やった~!!

宗谷岬から約30km。 さるふつ公園 道の駅。
ちょうど、お昼の12時に道の駅に到着です。
ここで、昼食の予定でしたが、朝ごはんを沢山食べたせいで、お腹があまり空いていない。
無理に食べても、しんどくなるので椅子に座って、お茶を飲むだけいしました。

PM2時に、浜頓別市街地に到着。
市街地の中心地は、国道から少し外れる。
お腹は空いてきたけど、市街地へうろうろ走るのはちょっと抵抗がある。
だって、時間が読めないもの。(枝幸までは、まだ約30kmもあります。)
それと、気がかりがひとつ。  市街地に入ってから風が強く吹いています。
完璧に、逆風です。
このまま、国道を走ることにしました。
おやつは、たっぷり買っているので、何とかなるっしょ。

強風の為、市街地から、たった1キロ走って、ギブアップ。
ちょ、ちょっと、休憩。 
左を見るとこんな感じ。 のどかな牧草地が広がります。
この風景を見ながら おかきの「柿の種」をポリポリ食べて、お茶をググッと飲んで、ほっと一息。
「さ~て、どうスッペかな~?」
風は止みそうにない。 ここは、気合を入れて、走るしかありません。



16時45分。枝幸市内の、西條に到着。
稚内のほかにも、枝幸にも西條があるのです。(旅行の計画時に確認済みです)
明日の為に、2リットルのお茶と、おやつの大福もち(大好きなんです)を、買います。
おっと、ホテルで買うと高いので、缶ビールとおつまみも買わなきゃ。
(だって、スーパーで125円で売っているビールが、ホテルでは250円もするんだもの・・。)


買い物を終えて帰ろうとしていると、ソフトクリーム屋さんが・・・。
夜ご飯は、すぐだし、ビールとおつまみも買ったので、我慢すべきですが・・・。
おなかがペコペコなので、辛抱できずに買っちゃった。(お値段250円)
お店の横がベンチになっています。
体操服を着たヤンキー風の女子中学生が2人片膝立てて座っています。
立って食べる余裕がないボクは、目を合わせないようにして、横に座わりました。
「うまい!!」
ソフトクリームの甘さと、冷たさが口の中で広がります。至福の時です。


スーパーを出て、携帯ナビにホテルの道案内を頼むといきなりのパワー・オフ。 電源が切れちゃいました。
今回は、道はオホーツク海沿い1本道。 ナビは1台で十分と予備は持ってきていません。
ホテルの位置はプリント・アウトぜずにナビだけが頼り。
ナビを表示させずに使うとカタログ値で8時間使える。
でも、今日は「枝幸はまだか? あと何キロ?」
と、頻繁に表示させたので、電気を食ったみたい。
スマート・フォンの地図で調べても、地図にホテルの表示がでません。
結局、人と人とのコミュニケーションが大事なのです。
はい。電話で聞きました。
17時15分 ホテルに到着で~す。
本日の宿泊地 ホテル・ニュー幸林。 スキー場のリフト乗り場近く、天然温泉宿です。

本日の、晩御飯。 お魚定食をお願いしました。
温泉帰りの一般の人も入る、ホテル内にあるレストランでの晩ご飯です。
そのためご飯のお代わりができない。(みたい)。
でも、スーパーで食べたソフトくりームと、温泉上がりに部屋で缶ビールとおつまみを食べたのでちょうどいい感じでした。
「ごちそうさま~。」
1泊2食 温泉付きで6180円というお安さ。
(温泉なんて5回も入っちゃいました。)

本日の走行距離は、126km(累計161km)でした。


2013年7月19日(土曜日)

本日の朝ごはん。 バイキングです。
朝ごはんは、朝の7時から。
予定の走行距離からすると、とっても厳しい時間です。
「もう、開いているかな?」と、食堂に行ったのが6時50分。
入口が開いていたので、恐る恐る 「あの~? もう、食べてもいいですか?」
と、聞くと 「どうぞ~」とのこと。 一番乗りでお食事です。
急いでいるなら、ささっと食べて出発すれば良い。
でも、そうはいかないのが、ボクの悲しいサガ。
どれを食べても、美味しくて美味して。 思いっきり食べてしましました。
お皿の上の、たらこと、ご飯の上のイカの塩辛だけでも、ご飯が何杯も進みます。
卵焼きは、甘くてとっても美味しい。
周りの人に気遣いながら、何回も、何回も取りに行きました。
(牛乳だけで、5杯飲みましたもの。)

昨日と同じく、昼ご飯はおやつでしのぎ、走り続けて約8時間。
やっと、サロマ湖畔ユースホステルに近づきました。
あれほど、平坦だった道が、佐呂間町に入ってから、上り下りの坂が続き、
「もう、ダメ。」と、思った最後のお山の上に、道の駅が・・・。
その名も「道の駅 サロマ湖」。
もうすぐ目的地の、サロマ湖畔ユースホステルですが、ふらりふらりと中に入って行きました。

昨日と同じく、ソフトクリーム屋さんの前でパタリと足が止まり、気が付くとお店の前に並んじゃっています。
「え~っと。 かぼちゃソフトのミックスくださ~い。」 

少し、歪んじゃっていますが、ご愛嬌。
少し、溶けかけていますが、これもご愛嬌。
かぼちゃのお味は?? 「ん~? よ~わからん。」
でも、お腹ペコペコなので、とっても美味しかった~。

16時50分。サロマ湖ユースホステルに到着です。
思い起こせば学生時代の44年前に、友人と車旅行で来て以来。
建物は、なんとなく覚えている。
学生時代の青春まっただ中の、消えかけた微かな記憶を呼び起こしました。
あの頃、同世代の若者が、大勢泊まっていました。あの時、同宿の人は、今・・。
いかん。 過去を思い出してジメジメしそう。
自転車乗りは、走る時は前しか見ないです。(後ろは振り返らない)
前向きに、生きるんだい!!

本日の走行距離は162km(累計で323km)でした。
今日も、キツイかった。
受付を済ませ、お風呂に飛び込みました。
「はぁ~。 自転車の後のお風呂は生き返える~。」

お風呂を出た後、同室の人と旅行の話に花を咲かせました。
このフレンドリーな感じは、ユースホステルの昔も今も変わらない良い所です。

サロマ湖ユースホステルの食堂。
(この写真は、食後片づけた後にとりました。)
18時10分ころスピーカーで、
「夕食の、準備ができました。 食堂にお集まりください。」の放送。
ソフトクリームは食べたものの、腹ペコペコ。
同室の人との話を、即、打ち切って食堂へまっしぐらです。

夕食は、ホタテづくし。
ホタテのフライを一つ食べてから写真を撮ってます。
(カメラを忘れて食堂に飛び込んだので撮るのを忘れていたのです。)
ま~。 ユースホステルでこんな豪華な食事ができると思いませんでした。
刺身に、ホイル蒸しに、醤油漬け等、お味噌汁はアサリのようにホタテの稚貝が入っています。
ご飯も、お味噌汁もお代わり自由。
食べましたよ~。 ご飯のお代わり、山盛り3杯。
同じく泊まっている人と、会話しながらの楽しい夕食です。
泊まっている人は、ボクと同世代より少し上。
昔のユース世代が、また、ユースに戻っているのです。



2013年7月21日(日曜日)

昨晩は、眠くて8時から就寝。
他の人は、談話室でお茶を飲みながらお話をしていたそうです。
朝5時くらいに起きて、同室に人の迷惑にならないように、そ~と外出。
自転車で、近隣を走って戻ってきて撮った写真がこれ。
ユースホステルの2階の部屋から見たサロマ湖。
学生時代に来た時は、レンタサイクリング屋さんができるくらい自転車があり、友人と2人と同宿の女性2人組とでサイクリングをしました。
友人の自転車が、途中でパンクしてしまい、女性2人組に置いてかれてトボトボ押して帰った苦い思い出が・・・。
青春ですな~。

本日の朝食です。
朝食は、7時から。
他の人とはすっかり親しくなっているので、家族のように団欒の食事です。
これも、ユースとは思えない豪華な朝食。
夕食と同じく、お味噌汁、ご飯とお代わり自由ですから、山盛りご飯3杯とお味噌汁3杯をいただきました。
だって、寝て起きたら、お腹ペコペコなんだもの。

本日、女満別空港まで約50kmを走り12時45分発 関空行きの飛行機で帰りました。
友達のおみやげ 何にすっかな~?
空港でひと思案。

サロマ湖のホタテ関係を探しましたが、ピンとこない。
目についたのが、六花亭のバターサンド・クッキー。
家内の大好物。
「これなら間違いない。」と、思い買って帰りました。 

あっ、家内にも買っておこ。 忘れるとこやった。
万一、忘れた場合、友達のおみやげに危険が生じる恐れあり。
危ない危ない。