2010年5月19日水曜日

最北の城下町 松前町

2010年5月4日(火曜日)
松前町に行きたくて、行きたくて。松前城を見たくて、見たくて。
でも、当初は自転車での移動しか頭になかったので、「函館から片道80kmの、往復は無理。」と諦めていました。が、大沼公園ユースで直行バスがあると聞き、「えっ?バス?」。そういう手があったか?桜の季節限定の特急バス「松前さくら号」(函館バス)で出発です。

朝8時ちょうどに函館駅前出発、松前には10時半に到着。
松前城内では、テントを張り特産品市場をしていました。お土産あり、炭焼きあり、ウニ丼ありでした。炭焼きのタコが美味しそうだったので頼むことに。
1串200円。2串だと300円。昼ごはん前だったので1串だけ頼むことにしました。(お昼はリッチなマグロ三色丼を予約していましたので、食べれなくなると困ります。)
おいしい~!!一口食べてびっくり。「これは」と思い急きょ写真を撮りました。先っぽの無い部分は、今、口の中でモグモグしています。一串めは醤油の味付けで食べました。

あまりの美味しさに、もう2串頼みました。今度は味噌味にしました。「タコってこんなに美味しかったんや~。」ゴムのようなタコのイメージしかない私にはちょっとショックでした。ジューシーで柔らかく、プリプリのタコに感動です。

活ウニ
タコの美味しさに調子に乗り、買ってしまった。
活ウニの証拠に、よく見るとトゲが動いています。こんなの初めて!
お味は?私には、普通のウニ(お亡くなりになってから時間の経ったウニ)との差がわかりません。お値段300円也。

和風レストラン浦里の松前マグロ三色丼
松前は、大間(青森県)、戸井(函館市)と並ぶ津軽海峡本マグロの主産地だそうで、松前で水揚げされる本マグロを使って竜田揚げ、ユッケ、そぼろの3つの丼と、松前産スルメイカと昆布の松前漬、海藻入りのお味噌汁がつきます。本マグロなんて今まで本格的に食べた事ない。竜田揚げは食べた時に「美味しい」思ったけれども、そぼろは普通のマグロとの区別がつきません。ユッケに至っては、初めて食べる味なので比較のしようがありません。しかし、お腹は空いていなかったのに、あっさり平らげてしまいました。食べ終わってから満足感が残りました。お値段1,200円也

ホテルコンフォート函館の横にあるデパート「ボニ・モリヤ(棒二森屋)」で買っての、夕食(お造り・第3のビール)です。ホテルの部屋で、お食事です。
お造り:上の薄いピンク色のマグロはハズレ。筋だらけです。(お昼に本マグロを食べたので、マグロについてはちょっとうるさい。)それ以外はグッドです。特に下の白色の貝柱は最高!!プリッ。サクサクの食感。貝柱だけでも買った価値はありました。お値段200円引きの800円也
松前町で買ったアワビめし(和風レストラン浦里):ご飯が美味しい。アワビ自体のお味は?「・・・。」普段めったに口にできない高級食材ですが、私にはその美味しさが理解できません。昼のタコの方がはるかに感動ものでした。
お値段1,050円也

5月5日(水曜日)に函館空港から関西空港に帰りました。
空港で塩ラーメンを食べました。これも美味しかったです。800円也。
いや~。今回の旅行も、食った、食った。
松前町で、自転車に乗らずに食べ過ぎたせい、かな?
体重が2kgも増えてしまった。ダハハ~。
・・・・。
どうしよう?

(自転車旅行の詳しくは、”マチョ松の「輪道をゆく」”を見てね。)

2010年5月16日日曜日

函館へ

2010年5月3日(月曜日)
いよいよ今回の旅行の最終目的地函館を目指します。その距離約30kmです。

昨日の、大沼公園ユースホステルで函館の「あじさい」のラーメンが美味しいと力説する人がおり、「ならば」と五稜郭公園前にある本店の行列に並びました。

この3階建てのビルが「あじさい」本店。食べる場所は2階です。行列が1階の駐車場まで延びていました。30分ぐらい並びました。

大きいリュックを持っていたのですが、店員さんが「隣の椅子に置いてください。」と座席を一つ、つぶしてくれました。(ありがとうございます。そういった心づかいがラーメンを一層おいしくするんですよね。)
定番の塩ラーメンを頼みました。やや、あっさり味のスープ。チャ~シュウ~が柔らかくてとろけました。並んで食べる価値有り。700円也。本店の他に函館市内、札幌市内、新千歳空港にも支店があります。

「あじさい」の向かい側に「ラッキーピエロ」というお店があり若者でごった返していました。他にもチェーン店が函館市内に数店あるようです。芸能人が取材に訪れた際の写真が外に飾ってありました。そんなに有名ならと、フラフラ入って、ソフトクリームを買いました。220円也。
お味は?「私、ソフトクリームは好きなので、だいたい美味しく感じるので意見は参考になりませんが、200円くらいにしていただくと納得します。」

マックスヴァリューで買ってきた夕ご飯

ビジネスホテルに泊まった際は、スーパで食べ物を買って来てホテルでゆっくり食べる方が好きです。夜に、一人でお店に入ると何か落ち着きません。
太巻きハーフ、マグロとトロサーモン:各200円。
国産毛ガニ:880円(毛ガニをまるまる1杯食べるのは、もうプロです。カニの爪を使ってホジホジして食べます。カニ用のスプーンなんて不要です。食べにくい時は、ガリっと殻をかじって身を出します。ハサミの部分が食べにくのです。かじる時は殻のとげに気をつけないと唇にささりプツプツと血が浮き出てきますのでご注意を!経験済みです。)
べこ餅:4個入り178円(こどもの日に柏餅とべこ餅を食べるのが定番らしい。今回の旅行で、どこのスーパーでも売っていたので気になっていました。気になって仕方がないので買ってみました。中に何も入っていないシンプルなだんご餅でした。黒いのは黒糖で味付けしています。1回食べたらもう十分。)

ホテルコンフォート函館の朝食(バイキング)

6時半からバイキングの朝食がいただけます。入れ物が小さいので少ししか入っていませんけれど、当然、1回では済んでいません。

2010年5月15日土曜日

大沼公園へ

2010年5月2日(日曜日)
本日は、八雲から大沼公園まで走ります。その距離約50km。
あまり距離がないので、ちったらくったら走っていたのに朝10時過ぎに「森」というところに着きました。
昼ごはんにしては少し早い。しかし、このまま走って大沼公園で昼ごはんを食べれるか不安。(実際には行く道中や大沼公園にお店があり、特にお肉の美味しい店が有名だそうです。)

いか飯が有名らしい。
でも、北海道に来て麺類を食べていないので、ラーメンを食べたくなり、探す事約10分。
やっと見つけたラーメン屋「次郎長」は開店11時半からでした。
開店まで時間があるので、町内を自転車で走って時間をつぶし、開店と当時にお店に入りました。

あったかいラーメンは、冷えた体に溶け込むようでした。お値段750円。

大沼公園に2時す過ぎに到着。まぁ、きれいな湖!
元祖大沼団子屋さん「沼の家」

へ~。明治38年創業で、函館本線開通で大沼公園に来る観光客のお土産として売り始め、現在に至るそうです。たくさんの人で20人くらいの行列ができていました。いややけど、並びましたがな。

「こんなにたくさんの、あんこは食べれません。」と思ってあんこをホジホジすると中から団子が出てきました。右はみたらし団子、左はあんこの団子で「だんごの、2重奏や~!」。370円也。

大沼公園ユースホステルの夕食

どうです。豪華でしょ?
メインは、鶏肉。他にホタテのグラタン。きのこ類のおひたし。
8人で一緒に食べました。向かいの席は、千葉から来られた女性と札幌からバイク旅行の女性がすわっていました。昨年よりユースホステル利用を再開して、初めて女性宿泊者と同席でした。
緊張のせいでしょうか?はたまた3時過ぎに食べた団子のせいでしょうか?ご飯は3杯しか食べられませんでした。(山盛りには、しましたが・・・)
食べ終わってからも、しばらく談笑を続け旅行の情報やら、おしい店の話やらいろいろ教えてもらいました。

大沼公園ユースホステルの朝食

あったかパンに、自家製のジャムをたっぷり付けて食べました。(美味しい)
あったかいスープもおいしゅーございました。
(朝の散歩に出かけて、体が少し冷えていたので特に美味しく感じました。大沼公園の朝は冷えます。)
親しくなったみんなでワイワイ言いながら一緒に食べる朝食は、ユースホステルの魅力の一つです。

大沼公園ユースホステル
宿泊代:3,360円
夕食代:1,260円
朝食代:630円
でした。

2010年5月14日金曜日

八雲へ

2010年5月1日(土曜日)
この日は、昭和新山(洞爺湖)から、長万部(おしゃまんべ)を通り八雲まで80kmの道のりです。
大沼公園まで一気に走るには距離があると思いビジネスホテルのある八雲に泊まることにしました。

昼ごはんは長万部でとりました。
長万部といえば「かにめし」弁当が有名。(らしい)
JR長万部駅前に「かにめし」の販売店があり、結構人が買いにきていました。

「売店の横の食堂で食べる事ができる。」とのことで、食堂に入りました。
土曜日の連休初日ということもあり、満席で私の前に、4人が待っていました。
「普段は人が来ないのに、今日は何で?」という感じで店の人はパニックになっている風でした。
「これはなかなか、かにめしにありつけそうにないぞ。」と判断し諦めることにしました。


JR長万部駅前といっても、そんなに多く食べる店がありません。
自転車で走っていると「ラルズマート」というスーパマーケットがあり、そこで食べ物を買うことに。

「北海道といえば、ホッケでしょう。」ということでホッケのフライ:130円
身太でおしいそうだったので、カレイのフライ:130円
北海道のクリームたっぷりの、クリームコロッケ:75円
北海道のジャガイモを使った、スパイシージャガチキン:156円
おまけに第3のビール:120円をつけてなんと合計で611円。(どうじゃ!)
お腹がいっぱいになり、十分北海道を満喫できました。
「ビールを飲めば飲酒運転ではないか?」とのご指摘もあろうかと思います。ほんの一口飲んだだけですよ。(クイーっと、)。いや、もしかしたら、2口、いや、3口かも・・・。ごめんなさい。

夜はビジネスホテルで、これまた、八雲にある「ラルズマート 八雲店」で
お寿司:698円と、毛ガニ(ロシア産)1杯:550円(結構大きくて食べ応えがありました)
を買ってホテルで食べました。
長万部のかにめしが、ちょっとね、ちょっとだけ気になるのよね。
まっ、カニまるまる1杯食べたので、良しとしよう。

2010年5月10日月曜日

昭和新山ユースホステル

2010年4月30日
9時過ぎに、雨が止んだので「休暇村 支笏湖」を自転車で飛び出しました。
しかし、すぐ雨が降り出し、本日のメインイベントである峠越えの際には、雨と風が最高潮になりました。
めっちゃ寒かった~。

峠を下ると「道の駅フォレスト276」があり、昼ごはんに立ち寄りました。
入ると、右手はジンギスカン鍋のレストラン。左手は喫茶店。
どうも「道の駅」にしては雰囲気がおかしい。
まっすぐ階段をあがると、生キャレメルを売っている売店が・・・。
そう。ここは、花畑牧場の直営店なのです。
売り場を突き抜けると、まあ豪華なトイレ。
トイレの入り口には自動演奏のグランドピアノが演奏中です。
売ってる物は全部高かったので、トイレだけ借りて、お店はスルーしました。

結局、宿泊地の洞爺湖湖畔の昭和新山ユースホステルまで食堂は無りません。
この日の昼は、千歳駅前のポスフールで買った六花亭のバターサンドクッキーしか食べられませんでした。
お腹ペッコリンです。

昭和新山ユースホステルの夕食

フライは白身の魚。他にポテトサラダ、きんぴらごぼう、鳥の空揚げ。
ここのユースはレストランを併せて経営しています。つまり、料理のプロです。
見た目は地味な料理でしたが、1品1品の味付けはしっかりしていました。
3席用意されていましたが、一人はかなり遅れて来られました。
一緒に食事をした人も、自転車旅行中(私と同じ奈良県の人)でした。
2人でご飯を、食べるわ、食べるわ。
「このまま、2人でこのおひつ、やっつけてしまいそうやね。」と大きなおひつの5分の4くらい食べてしまいました。
遅れて来られた人は、焦って残りの5分の1のご飯をさらえていました。


朝食を食べたのは私一人でした。寂しい!
(4人家族が別席におられましたが・・・。)
煮魚、目玉焼き、ウインナー、ほうれんそうのおひたし、イカの塩辛、お味噌汁。
ご飯は、おひつに9分くらい入っており結構量はありました。
もちろん、全部いただきました。

昭和新山ユースホステル料金 
宿泊料:4,350円(個室料金1,000円含む)
入湯税:150円
夕食代:1,260円
朝食代:760円

温泉は、源泉かけ流し。ちょっとしたもんですよ。
窓から、昭和新山が見えました。

2010年5月9日日曜日

休暇村 支笏湖

2010年4月29日 新千歳空港に到着。
出発した大阪は晴れていたのに、新千歳空港は小雨。

まずは、おやつの入手と昼ご飯を食べに千歳駅前にあるイオン系列の「ポスフール」へ。
ポスフール内のパン屋さん(ここのパンはめちゃくちゃ美味しい)で
メロンパン:168円、アンパン:130円を購入。
店内の回転すしで昼食で済ませました。

本日のお宿は、千歳駅から26km離れた「休暇村 支笏湖」。
本降りになった雨の中の自転車走行、且つ、支笏湖周辺は積雪があり歩道は走れず。
合羽を着ていましたが、手袋の中はビショビショ、防水のハズの靴の中もグジュグジュ、でへろへろで3時半に到着。
お腹がペコペコだったのでまずはポスフールで買ったメロンパンとアンパンを食べました。やっぱり美味しい!!

空腹はおさまったので温泉に入浴。
お風呂には、サウナもありたっぷり汗をかいて温もりました。
喉が渇いていたので、持ってきたお茶を飲もうとしましたが、部屋の机の上に氷の入ったポットがあり、

なになに、支笏湖の水道はみんな紋別岳の源泉から引いている?
喉も渇いていたし、入浴後の冷たい水は最高に美味しかったです。

早めの6時に夕食をお願いしていたので食堂では、一人でした。

真中の大きい皿の、真中に見える「湯葉うぐいす巻き」(真中の丸い形をしたもの)が、特に美味しかった。
全般に山菜中心のへルーシーな美味しい料理でした。
くつくつしている鍋は、大根メインの野菜の鍋。
どれを食べても美味しくて、合格です。


オプションの「行者にんにく」のてんぷら。山伏達が修行の際に食した事が名前の由来らしい。一般に食べる茎の部分と思いきや、葉っぱの部分のてんぷらでした。緑色の塩をちょっと付けて、さくさくっと食べる。あっさりした山菜だったので、あっという間に食べてしまいました。生ビールにグッドです。


とにかくお腹が空いていたのでおひつのご飯を全部食べてしまいました。
「おひつの御代わり持ってきましょうか?」とウェーターさん。
「ええ、ええ、お願いします。」と私。
おひつと一緒にお漬物まで持ってきてくれました。ありがとうございます。
御代わりのおひつは、少しご飯を残して「ごちそうさま。」をしました。


朝食は、鍋でくつくつしているのは湯豆腐、他に明太子、イカそうめん、ちりめんじゃこ、漬物とご飯の進むメニュー。わたしゃ、明太子だけでもご飯3杯は食べれるね。
また、おひつを空にしてしまったが、今度は「お代わりは?」とは聞いてくれなかった。残念!

お値段1泊2日 2食付きで8700円(安い!)
オプションの行者にんにく:550円 生ビール:600円。
温泉は、加熱有りの、源泉100%。5回も入ってしまった。
満足、満足。